今回は、上腕骨をさわってみよう!骨の解剖学ボディイメージをつくるためには、自分の体で触って確かめたり、感じたりすることが大事なんだよ。
本で骨を見ただけだと、なんだか実感がわかないし、体のどこにその骨があるのかいまいちわからないよね。
そうだね!でも、自分の体で触わって感じることで、骨に対してのリアリティが一気に高まるからしっかり触っていこうね!
上腕骨は腕を構成する骨の1つで、二の腕部分についている細長い骨です。
肩甲骨とくっついて肩関節(けんかんせつ)をつくる骨です。
上腕骨は肩関節側が丸くなっていて、肘側が横にひろがっています。
孫の手のようなかたちに似ています。
肩関節側は三角筋(さんかくきん)という大きな筋肉におおわれているので、腕を上げてさわるとさわりにくくなります。
脇が開かないように腕を垂らすと三角筋がゆるむので、この筋肉の奥で上腕骨のまるみをさわることができます。
そこから、肘側へ手をずれしていくと、真ん中あたりは筋肉が多くなるのでさわりにくいですが、肘関節あたりでこの骨が横に広がっているのをさわることがきます。
上腕骨のかたちをイメージするとさわりやすくなるので、上腕骨がイメージできない人は、まずは、上腕骨をみて、しっかりイメージしながらさわってみましょう。
骨をさわるときのポイント
・骨のでっぱりや輪郭をさわる
・骨と筋肉の違いを感じる
上腕骨はさわれたかな。次は前腕部分についている尺骨の解剖学ボディイメージをつくっていくよ!まずは、尺骨の場所と形を知ることが大事だから、しっかり尺骨を見てみよう!