今日は、「首が痛くて横が向けないよ。」という人向けの肩甲挙筋の解剖学コンディショニングを紹介するよ。
肩甲挙筋は首を横にまわすときの首の痛みに関係するんだね。
首が痛くて横が向けない人はもしかしたら、肩甲挙筋がこっているかもしれないよ。
それじゃ、首が楽になる肩甲挙筋の簡単解剖学コンディショニングをやってみよう！
まずは、振り向いたときの
●首のまわしやすさ
●首の痛み
をチェックしてみよう。
左右差も確認してみてね！
私は、左の方が少し振り向きにくいような気がするわ
チェックしたら、振り向きにくさや痛みがあった方の肩甲挙筋の解剖学コンディショニングをやってみるよ。
肩甲挙筋は、肩甲骨と首の骨をつないでいる筋肉だよ。
この筋肉がわからない人は、肩甲挙筋の形や位置を確認してからやってみよう！
肩甲挙筋の形や位置を確認したら、この筋肉をイメージしながら肩甲骨と首の間でこの筋肉を押さえて、ゆっくり首を10回まわしましょう！
私は左が少し振り向きにくかったから、左の肩甲挙筋の解剖学コンディショニングをしたらいいのね。
10回首をまわしたら、ゆ〜っくり3回深呼吸しよう！
その間、
●筋肉がゆるむ感覚
●血液が流れてぽかぽかする心地よさ
を味わおう！
ほんとだ。なんかポカポカしてきたよ。筋肉がゆるんできたからか、首から肩のあたりがあったかくなって気持ちいいね。
しっかり、心地よさを味わったら、最初のチェックの時と同じように首をまわしてみて、首のまわしやすさや痛みが軽くなっているかどうかをチェックしてみよう。
首のまわしやすさや痛みが最初よりよくなっているのなら、肩甲挙筋がこっていた可能性が高いので、１日３回、生活の中で肩甲挙筋の解剖学コンディショニングを取り入れてみましょう！
肩甲挙筋はこんな筋肉
肩甲挙筋は首をまわすときに活躍している筋肉だから、この筋肉に負担がかかりすぎてこってくると、首をまわしにくくなったり、首をまわすときに痛みや重だるさ、張りなんかの不快な症状がでることが多いんだよ。
首こりや肩こり、寝違えのような症状にも関係していることが多い筋肉だ。
解剖学を学んで肩甲挙筋をイメージできるようになると首に不調があるとき、自分でコンディショニングができるようになってとても役立つから、しっかりイメージできるようになっておこうね。
次回は、首や肩がこりこりでつらいよ！という人向けの解剖学コンディショニング、僧帽筋（そうぼうきん）の解剖学コンディショニングを紹介するよ。