今回は、脊柱起立筋をさわってみましょう。
頭と背中、骨盤をつないでいるたくさんの筋肉のあつまりです。
首や背中、腰をのばす作用があります。
イラストのように背中や腰の背骨の際あたりに手をあてて、からだをのばしてみましょう。
イラストにようにからだを前に傾けると、脊柱起立筋はからだが前に倒れないように頑張ってはたらきます。
このような姿勢が長時間続くと、脊柱起立筋の疲労が蓄積して腰痛などを引き起こしやすくなります。
自分でからだで筋肉を観察したりさわったりできるようになると、普段の生活でどんなときに筋肉に負担がかかっているかがわかるようになります。
そして、それに対してどう対処したらその筋肉への負担をへらすことができるか、といった問題解決もだんだんとできるようになります。
体を解剖学に沿って触ることで、自分の体の中で骨や、関節、筋肉のリアリティを感じる解剖学ボデーイメージがつくられていくよ。この解剖学ボディイメージは、体のコンディショニングやボディコントロールの時のとても役立つので、ゆっくり学んでいきましょう!