今回から肩甲骨についているインナーマッスル、肩甲挙筋について学んでいくよ。この筋肉は首や肩のこりや猫背のような姿勢にも関係するとても大切な筋肉だよ。筋肉を知れば、解剖学で問題の原因を観察したり分析したりしながら、安全で効果的に体のコンディショニングができるようになるよ。
肩こり持ちの私は絶対知りたい筋肉だわ。肩甲挙筋ってどんな筋肉なの?早く教えてよ。
お姉ちゃんの目がこわい…
肩甲挙筋は肩甲骨についている3つのインナーマッスルの1つで、滑り台みたいな形をしているよ。
滑り台。なんか楽しそうだね。
よく知ってる物と関連付けて形を覚えると忘れにくくなるよ。
まずは、肩甲挙筋の起始停止を見てみよう!
起始:頸の骨の側面
停止:肩甲骨の上部
頸の骨の背中側ではなくて、側面についているのがポイントだから覚えておいてね。
イラストを見ながら、肩甲挙筋の形と位置を確認しよう。まずは、しっかり肩甲挙筋を見て知ることで、この筋肉をイメージできるようになりましょう。
しっかり見て、イメージできるようになったら、次は肩甲挙筋の作用を考えてみよう!
えーと、肩甲挙筋は、イラストの緑と青の部分についてるから、この筋肉が働くと….
そうそう、答えを見る前にそんな感じでまずは自分で考えてみることが大事だよ。
この骨とこの骨が近づくから….えーと…
よし、それじゃ、次の記事で肩甲挙筋の作用を一緒に見てみよう!