今回は、腹直筋を触ってみましょう。筋肉の解剖学ボディイメージつくるためには、自分の体で触って確かめたり、感じたりすることが大事なんだよ。
本で見ただけだと、実感がわかないし、体のどこについているのかいまいち分からないよね。
腹直筋はお腹のまんなかに縦についてる筋肉だよ。
この筋肉の場所や形がイメージできない人は、まずは腹直筋の場所と形を確認してから触ってみようね。
今回は、腹直筋をさわってみましょう。
腹直筋はお腹のまんなかに縦についています。
お腹をまるめる作用があります。
イラストのように、椅子の背もたれから、からだを起こすような動きでこの筋肉は活躍します。
お腹の真ん中に手をあてて、からだをおこしながら、この筋肉が硬くなるのをさわって確認してみましょう。
お腹の表面のプニョプニョしているのは脂肪ですので、その奥をさわると腹直筋をさわることができます。
硬くなった状態をキープしながら、手を上下にずらしていくと、筋肉がアイスモナカのようにわれているのが確認できると思います。
筋肉をさわることができるようになると、筋肉のこりやはりなどの筋肉の状態把握がしやすくなります。
筋肉の状態は人それぞれです。
いろいろな人の筋肉をさわることで、教科書をみるだけではわからない個人差もわかるようになってきます。
また、筋肉が触れるようになると、マッサージやストレッチのようなコンディショニングをするときに、問題の筋肉へピンポイントにアプローチしやすくなるのでとても役立ちます。
次は、お腹のウエスト部分についている腹筋、外腹斜筋（がいふくしゃきん）と内腹斜筋（ないふくしゃきん）の解剖学ボディイメージをつくっていこう！最初のステップは、外腹斜筋と内腹斜筋をしっかり見て、イメージ力の元になる外腹斜筋と内腹斜筋の場所と形を知ることから始めていくよ！