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腹直筋(ふくちょくきん)の作用を見てみよう!

前回の記事ー「腹直筋の起始停止を見てみよう!

今回は、腹直筋の作用を見てみるよ。

筋肉の作用をみるときのポイント
  1. どの骨のどこについているか(起始停止)
  2. またいでいる関節

腹直筋の起始は骨盤前面で、停止は肋骨(5~7番目)、剣状突起(けんじょうとっき)だよね。そして、この筋肉がまたいでいるのは、腰椎部分の関節だから…。

まずは、しっかりイメージ!!

そのだね。作用を考える時はまずイメージから入るといいぞ。起始停止とまたいでいる関節をしっかりイメージするんだ。

腹直筋の作用 :お腹を丸め

骨格で見ると、動いてる関節は腰椎だけど、外からみるとお腹を丸める作用になるよ。

イラストをしっかり見て、腹直筋の作用を確認してみましょう。

以前教えてもらった腹斜筋もお腹を丸める作用があったけど、筋肉の起始停止の位置が違うから、作用も少し違うんだよね。

そうだね。この腹直筋は肋骨の両サイドではなくて、真ん中についているから、肋骨をまっすぐ骨盤に引き寄せるようにお腹を丸める作用になるんだ。

それじゃ、次はどんな動きで腹直筋が使われているかを見てみよう!