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股関節内転筋群(こかんせつないてんきんぐん)の作用を見てみよう!

前回の記事ー「股関節内転筋群の起始停止を見てみよう!

今回は、股関節内転筋群の作用を見てみるよ。

筋肉の作用をみるときのポイント
  1. どの骨のどこについているか(起始停止)
  2. またいでいる関節

股関節内転筋群の起始は、骨盤の前中央で、停止は、大腿骨の裏面と末端、脛骨(けいこつ)の上端だよね。そして、この筋肉がまたいでいるのは、股関節だから…。

まずは、しっかりイメージ!!

そのだね。作用を考える時はまずイメージから入るといいぞ。起始停止とまたいでいる関節をしっかりイメージするんだ。今回は、2つに分けて股関節内転筋群の作用を見ていくよ。

股関節内転筋群の作用 その1:股関節を内側に曲げる

1つ目の作用は、股関節を内側に曲げる作用だ。

イラストをしっかり見て、股関節内転筋群の作用を確認してみましょう。

ちなみに、股関節を内側に曲げる作用を専門用語では、内転っていうんだ。そして、この内転がこの筋肉名の由来になってるよ。

それじゃ、次は2つ目の作用を見てみよう!

股関節内転筋群の作用 その2:股関節を前に曲げたり、後ろに伸ばしたりする

2つ目の作用は股関節を前に曲げたり、後ろに伸ばしたりする作用だ。横から見るとこの作用が分かりやすいね。

なるほど!前側が働くと、股関節が前に曲がって、後ろ側が働くと、股関節が伸びるんだね。

それじゃ、次はどんな動きで股関節内転筋群が使われているかを見てみよう!