今日は、猫背の人、胸が開きにくい人向けの柔軟性アップのための簡単ストレッチだよ。
大胸筋は、胸の前についている胸骨(きょうこつ)、鎖骨(さこつ)と、上腕骨の緑と青のボンボンの位置についています。
大胸筋は肩甲骨と肋骨の間の肩甲胸郭関節(けんこうきょうかくかんせつ)と肩関節をまたいでいて、肩甲骨や腕を動かす作用があります。
長い時間、猫背のような背中が丸まった姿勢でいると、この筋肉が縮こまってしまって硬くなりやすいです。
不安や仕事のストレスなどで緊張している人も、この筋肉が硬くなりやすいです。
この筋肉は肩甲胸郭関節(けんこうきょうかくかんせつ)と肩関節をまたいでついているので、上腕骨と肩甲骨を胸骨からしっかり離すように意識してストレッチしましょう。
この筋肉がゆるむと、呼吸もしやすくなったり、腕の動きがよくなります。
腕を使うスポーツをする人は、運動前にやるといいです。
今回は、手や腕が張る人、手首が硬い人向けの前腕屈筋群のストレッチを紹介したよ。
次は肩こりの人、肩甲骨が動かない人向けの柔軟性アップのための簡単ストレッチ、僧帽筋(そうぼうきん)のストレッチ法を紹介するよ。