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大腰筋(だいようきん)の起始停止を見てみよう!

今回は大腰筋を学んでいくよ。大腰筋はお腹の奥についている筋肉で、腸骨筋(ちょうこつきん)とついてる部位が近いから、2つの筋肉を合わせて腸腰筋(ちょうようきん)って呼ばれることもあるんだよ。

腸腰筋=腸骨筋➕大腰筋

腸骨筋ね。股関節を動かすインナーマッスルの1つだったわね。

そうだったね。今回、学ぶ大腰筋は、その腸骨筋より大きな筋肉で、とってもパワーがある筋肉なんだ。陸上の100メールの選手が、この筋肉がとても発達してるっていう研究が話題になったこともあるんだよ。

それじゃ、サッカーする時も大事そうだね。

その通り!まずは、大腰筋の起始停止をお腹側から見てみよう!

起始:胸椎12番目、腰椎1~5番目
停止:大腿骨内側の突起

用語解説

起始停止:筋肉がついている部位のこと

イラストを見ながら、大腰筋の形と位置を確認しよう。まずは、しっかり大腰筋を見て知ることで、この筋肉をイメージできるようになりましょう。

次は、大腰筋の起始停止を横から見てみよう!

大腰筋ってとても長い筋肉なんだね。それに、お腹の奥を通ってるんだね。

そうなんだ。それじゃ、次は大腰筋の作用を考えてみよう!

用語解説

筋肉の作用:筋肉が収縮して骨格を動かすこと

大腰筋は、イラストの緑と青の部分についてるから、この筋肉が働くと….

この大腰筋みたいに、体の深い所についてる筋肉は最初はなかなかイメージしずらいよね。でも、答えを見る前に必ず自分でイメージしながら考えることが大事だよ。繰り返しイメージするうちに、イメージ力が高まってだんだんイメージも上手にできるようになってくるからね。

次は、大腰筋の作用を見てみよう!

大腰筋の作用のヒント

大腰筋は、腰椎と大腿骨についていてるから、またいでる関節は、腰椎部分の関節と股関節だよ