今回は、ハムストリングを触ってみましょう。筋肉の解剖学ボディイメージをつくるためには、自分の体で触って確かめたり、感じたりすることが大事なんだよ。
本で見ただけだと、実感がわかないし、体のどこについているのかいまいち分からないよね。
ハムストリングは太ももの裏についている4本の筋肉をまとめて呼ぶ時の総称です。
この筋肉の場所や形がイメージできない人は、まずはハムストリングの場所と形を確認してから触ってみようね。
今回は、ハムストリングをさわってみましょう。
ハムストリングは、太ももの裏についている4本の筋肉をまとめて呼ぶ時の総称です。
ハムストリングは膝関節を曲げる作用があります。
イラストのように太ももの裏に手をあてて、膝関節を曲げながらこの筋肉が硬くなるのを触って確認してみましょう。
ハムストリングは、膝裏で膝の内側と外側の二股に分かれています。膝を曲げる時に、膝を内側や外側に軽くひねりながら曲げると、それぞれの筋肉が別々に硬くなるが分かります。
ハムストリングは運動不足な人が硬くなりやすい筋肉です。前屈をした時に、膝裏が突っ張って床に手が届かない人はこの筋肉が硬くなっているかもしれません。
ハムストリングのストレッチをするときに、この筋肉をイメージできると、より安全に効果的にとりくむことができるようになります。
筋肉が触れるようになると、マッサージやストレッチのようなコンディショニングをするときに、問題の筋肉へピンポイントにアプローチしやすくなるのでとても役立ちます。
次は、スネの骨の外側についてる筋肉、下腿前面の筋肉の解剖学ボディイメージをつくっていこう!最初のステップは、下腿前面の筋肉をしっかり見て、イメージ力の元になる下腿前面の筋肉の場所と形を知ることから始めていくよ!