今日の質問は、「前鋸筋はどう意識したらつかえますか?」だよ。
筋肉って、実際に意識使おうと思うと、けっこう難しいよね。ぜひ、そのコツを教えてほしいわ。
前鋸筋は肩甲骨をお腹側に動かすとても大切な筋肉だね。この筋肉を意識して使えるようになると、ばんざいのような腕をあげる動きがよくなるんだよ。
前鋸筋を意識して使う時の2つのコツを見てみよう!
1つ目は、しっかり前鋸筋をイメージすることだよ。
まずは、前鋸筋をイメージするんだね。この筋肉は肩甲骨と肋骨についている筋肉だよね。(前鋸筋の起始停止)
そうだよ。そして、この筋肉の形は、ノコギリみたいなギザギザの形をしているよ。まずは、この筋肉のついてる場所と形をしっかり見て、イメージすることが大事だよ。
そして、次は、2つ目のコツだよ。
2つ目のコツは、前鋸筋を触ってから動かすことだよ。
脇腹のあたりについているから、この部分で前鋸筋を触ってから動かすといいんだね。
そうだよ。筋肉を触ることで、前鋸筋を意識して動かしやすくなるんだ。前鋸筋がしっかり使えると、筋肉がキュッと硬くなるのもわかるよ。
筋肉を意識して使えるようになると、ボディコントロール力が高まります。
世界一ゆる〜い解剖学では、このボディコントロール力のことを解剖学ボディコントロール力と呼んでいます。
解剖学ボディコントロール力は、日常生活動作や、姿勢つくり、スポーツのパフォーマンスアップ、筋トレやストレッチなどいろんな時に必要になる力です。
今回は、前鋸筋についてみてみましたが、前鋸筋以外の他の筋肉もしっかり見て、イメージして、意識して使えるようになると、いろんな動きの解剖学ボディコントロール力が高まります。少しずつ、他の筋肉も意識して使えるようになりましょう。
質問コーナー2問目は「ローテーターカフのイメージがいまいちつかめません。自分でさわれますか?」だよ。
ローテーターカフ?肩についている筋肉だったような…。触れるのかしら。