前腕屈筋群（ぜんわんくっきんぐん）・前腕伸筋群（ぜんわんしんきんぐん）の解剖学コンディショニング

今日は手や腕が疲れてパンパン！という人向けの前腕屈筋群・前腕伸筋群の解剖学コンディショニングを紹介するよ。

前腕屈筋群・前腕伸筋群は肘から手にかけてついている筋肉だから、前腕や手のトラブルに関係するんだね。

手や腕が疲れてパンパンという人は前腕屈筋群・前腕伸筋群がこっているかもしれないよ。

それじゃ、手や腕がスッキリ楽になる前腕屈筋群・前腕伸筋群の簡単解剖学コンディショニングをやってみよう！

まずは、手首や手の動きのチェック

●手首のまわしやすさ

●グーパーのしやすさ

●手や腕の重だるさ

をチェックしてみよう。

左右差も確認してみてね！

私は、右の手の方が重だるい気がするわ。

チェックしたら、手首がまわしにくかったり、グーパーがしにくかったり、重だるさがある方の前腕屈筋群・前腕伸筋群の解剖学コンディショニングをやってみるよ。

前腕屈筋群・前腕伸筋群は前腕部分についている筋肉で、表と裏の関係になっているよ。

この筋肉がわからない人は、前腕屈筋群・前腕伸筋群の形や位置を確認してからやってみよう！

前腕部分の表と裏の２回に分けて、前腕屈筋群と前腕伸筋群をイメージしながら、それぞれ手でにぎって、ゆっくり手首をクルクル10回まわしましょう！

私は右の手の方が重だだるい気がしたから、右の前腕屈筋群・前腕伸筋群の解剖学コンディショニングをしたらいいのね。

10回ずつ手首をまわしたら、ゆ〜っくりと3回深呼吸しよう！

その間、

●筋肉がゆるむ感覚

●血液が流れてぽかぽかする心地よさ

を味わおう！

肘のあたりに意識をむけると、筋肉がゆるんで、腕がポカポカしてくる心地よさがわかるね。

しっかり、心地よさを味わったら、最初のチェックの時と同じように手首をまわしたりグーパーしたりしてみて、動きやすさや痛みが軽くなっているかどうかをチェックしてみよう。

手首のまわしやすさや痛みが最初よりよくなっているなら、前腕屈筋群・前腕伸筋群がこっていた可能性が高いので、１日３回、生活の中で前腕屈筋群・前腕伸筋群の解剖学コンディショニングを取り入れてみましょう！

前腕屈筋群・前腕伸筋群は手首や手を曲げたり伸ばしたりするときに活躍している筋肉だから、この筋肉に負担がかかりすぎてこってくると、手首や手の動きが悪くなったり、痛みを感じたりするよ。

長時間のデスクワークで腱鞘炎のような症状がある人もこの部分に負担がかかりすぎている人が多いよ。

解剖学を学んで前腕屈筋群・前腕伸筋群をイメージできるようになると、手首や手のまわりに不調があるとき、自分でコンディショニングができるようになってとても役立つから、しっかりイメージできるようになっておこうね。

次回は、腰が痛くてつらいよ〜！という人向けの解剖学コンディショニング、腰方形筋（ようほうけいきん）の解剖学コンディショニングを紹介するよ。