前回の記事ー「前鋸筋はどんな動きで使ってますか?」
前回は前鋸筋がどんな動きで使われているかを見たよね。
今回は前鋸筋を意識しながら実際に動いてみよう!
この筋肉の起始停止とか作用は分かったけど、実際に前鋸筋を意識しながら動くのはちょっと難しいな…
そうだね。言葉で起始停止や作用を覚えることと、実際に筋肉を動かせるようになることは全然違うからね。
動かしながら筋肉を学ばないと、生活やスポーツのような動きの中で筋肉を意識して使えるようにはならないんだよ。
こんなポーズ、絶対ムリ。
確かに、このポーズは難しいね。でも、こんなポーズじゃなくても、ドアを押したり、掃除機をかけたりする時に、肩甲骨を前に出す時は前鋸筋を使ってるから、いつもやっている生活の中の動きでもいいんだよ。
しっかりイメージしながら動かすことで、だんだんと前鋸筋を意識して使えるようになるよ。
これまで、前鋸筋について学んできました。
この筋肉を意識しながら使えるようになると、ヨガのポーズやスポーツ、生活の中でも肩甲骨をコントロールしやすくなります。
最初はなんとなくでもかまいません。
肩甲骨を動かす時、この筋肉をイメージしながら肩甲骨を動かしてみましょう。
そして、いつもの感覚や動きがどう変化するかを感じてみましょう。
自分の体で、筋肉を感じながら学ぶことで、リアリティを感じる解剖学ボディイメージができてきます。
1つ1つの筋肉をゆっくり学んで、少しずつ解剖学ボディイメージをつくっていきましょう。
これまで何回かにわけて前鋸筋を見てきたので、記憶を深めるために最後は、前鋸筋のまとめでおさらいをしましょう。